礼儀・作法、これくらいは知っておこう
「おい!そんなこと営業マンの常識だぞ」と上司に言われたことありませんか?
営業活動シーンでは、さまざまなマナーが必要になります。これができないと、「提案営業」も「問題解決」も「顧客満足」も意味がありません。
でも、だれも教えてくれません。
本書は、著者が長年の営業経験で蓄積した、営業に必要な実戦的なマナーのすべてを明かすセールスパーソン必携の手引書です。
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礼儀・作法は形を覚えると同時に、相手に敬意を持つ心構えが大切である。
相手がどう見るか、どう受けとるかを常に考えて、相手に不快感を与えないように心掛けることだ。
礼儀・作法には、セールスマンの人格が表われると言っても過言ではない。
挨拶
おじぎの仕方は、頭だけでなく上体を30度から45度曲げて行う。
背すじをまっすぐ伸ばし、腰を支点に上体を傾けるのが基本。
そのときの手の位置は、ズボンの縫い目に軽く中指が当るようにし、ピンと伸ばす。
視線は相手の靴の先に当て、時間をやや長めにするのがコツ。
飛込みの場合、受付や最初に応対に出た人に対しても、きちんとおじぎをすることが大切だ。
名刺の受け・渡しのマナー
名刺交換にも顧客に不快感を与えない基本的なルールがある。
名刺入れから必ず出すことだ。
ハダカのままポケットから出したり、財布や定期入れから出すのは失礼である。
渡すときは、相手の方に名前を向け、名刺の右手前角を親指と人さし指で挟んで、軽く弧を描くように差し出す。
会釈をして「△△商会のAと申します」と名乗りながら相手の胸のあたりに出す。
受け取る場合は必ず両手で受ける。
名刺入れを受け皿にするのも良い。
受け取った名刺は面談が終わるまで出しておく。
応接室ならばテーブルの右手前に置く。
飛込みセールスでは立ち話になることも多いが、そのときは名刺入れに乗せたまま話すことになる。
なお、相手の氏名が難しい場合は、読み方を確認するのも礼儀である。
面談のマナー
顧客の話を良く聞くことが第一である。
商品を売込むことばかりに気をとられているのでは顧客は満足しない。
書類やカタログ、サンプルなどをテーブル上に広げ過ぎたり、書類を片手で顧客に渡すのもマナーに反する行為である。
また面談の際、椅子の背もたれに身をあずけふんぞり返る、腕を組む、足を組むなどは決して行ってはいけない。
その他、タバコは相手の許可がないかぎり喫わないことである。
禁煙者が増えているので喫う習慣をやめた方が良いともいえる。
飛込み訪問時のタブー
- 受付,応対に出た人に挨拶しない
- 名乗る前に用件を切り出す
- 汚れた名刺を出す
- 受け取った名刺をもてあそぶ
- 受け取った名刺をすぐにしまう
- 顧客の話を聞かない
- 顧客の無知を決めつける話し方をする
- 椅子に深々と腰をおろす
- 許可なくタバコを喫う
- ふん、ふんと鼻であしらうような相槌を打つ
- できない約束をする
- ゴミを残したままにする
- 面談できたお礼を言わずに辞去する
- 約束したことを守らない
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