訪問日的を言わない(言い過ぎる)飛込み
悪質営業マンのあまりの急増ぶりに、飛び込み営業の法律規制が強化された。かつての飛び込み営業手法の多くは、法律違反になってしまった。
過去に許された営業手法でも現在は法律違反となり、裏を返せば「飛び込みセールスはするな」とも思えてしまう…。
この難問をクリアして、営業成績を増進できる手法の開発が必要となった。もちろん、法律違反しない正しいセールス法をまとめたのが本書である。
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逃げ腰の飛込みの次に多いのが、訪問目的を言わない(言い過ぎる)飛込みである。
最近は受付に人を置かず、電話と内線番号の案内シートだけが置いてある会社が増えた。
また小規模の事業所や個人住宅には、ほとんどインターホンが設置されて、飛込みセールスマンが受付で社員と対面する機会が減っている。
ここでのやりとりで、業績の低いセールスマンほど訪問目的をハッキリ言わない(あるいは言い過ぎる)傾向がある。
上司の指示がそうなのかもしれないが、「どんなご用ですか」と聞いても「社長さんにお目にかかりたい」「社長さんはいらっしゃいますか」 の一点張り。
顧客から見れば、「目的も言わないセールスマンと商談するほどヒマじゃない」 ということになる。
バブル景気に浮かれていた数年前までなら話を聞いたかもしれないが、今は市場環境そのものが変わっている。
それに対応できず旧態然としたトークをしていたのでは、面談ができず業績が上がらないのも当然である。
一方、目的をしゃべり過ぎるセールスマンも失敗する。
彼らの話を聞いていると、インターホン越しにセールスをしてしまっているのである。
聞かれたことに1つひとつ丁寧に答え過ぎて、訪問目的が顧客に全部分かってしまう。
その結果が、「分かった、もう結構です。ガチャリ」 である。
顧客が「何だろう」「少しだけ話をしてみるかな」と思えるようなトークができないところに、失敗要因があるのだ。
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