第一声は自信にみなぎった声で
悪質営業マンのあまりの急増ぶりに、飛び込み営業の法律規制が強化された。かつての飛び込み営業手法の多くは、法律違反になってしまった。
過去に許された営業手法でも現在は法律違反となり、裏を返せば「飛び込みセールスはするな」とも思えてしまう…。
この難問をクリアして、営業成績を増進できる手法の開発が必要となった。もちろん、法律違反しない正しいセールス法をまとめたのが本書である。
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飛び込みセールスは訪問先の門に立ったところから始まります。
ですが、最近はインターホンを門に取り付けている家が多いです。
このインターホン、営業マンにとっては実に厄介な代物で、インターホン越しに話をして成功するためしはほとんどありません。
だから、インターホンがあってもインターホンは使わない。
これが第1関門を突破する為の原則である。
その為には、門の外でまず、大きな声で、
「おじゃまします。」
の第一声を発する。
この第一声は、自信にみなぎった大きな声でなければならない。
私はそれを「第一声、自身の響き」と表現しているが、これも成功の為の原則だ。
他人の家を初めて訪問する時は誰でも緊張する。
しかし、緊張したまま訪問したところで成功はおぼつかない。
その緊張から自分自身を解放する為には「第一声、自身の響き」。
これを心得なければならない。
具体的にいうと声の大きさは普段の2倍、高さはソの音。これが
「第一声、自信の響き」である。
といってもイメージが掴みにくいと思うので、やや高めの、大きな声で堂々と「おじゃまします」と挨拶したらいいだろう。
すると緊張感がすーっと抜けて、気楽な気分になるから不思議だ。
それに、「第一声、自信の響き」で立ち向かうと変に怪しまれない、という利点もある。
我々営業マンは、いつ、どこで、誰から見られているかわからない。
門や玄関の前でウロウロしていれば、「あんた、何ですか」と、近所の人から泥棒と間違えられることだってある。
そうなったらもう勝負あった。
出端くじかれたのでは、商談どころではなくなってしまう。
だから、門や、入口でまず「第一声、自信の響き」をやってから、中に入っていくわけだが、郵便ポストに新聞や回覧板が入っていたら、それを持って入っていく。
或いはまた、入りかけた時に郵便屋さんが郵便物を届けに来たら、それを中継する形で、
「郵便が届きました」、
「新聞が届いていますよ」、
「回覧版が回ってきましたよ」、
などと声をかけながら入っていくといい。
もちろん、きっかけ作りの為にわざわざそうやるわけだが、私の体験から言っても、これは結構効果がある。
ただし、手紙には手をつけない、
新分や回覧板と違って手紙は私信だから、これに手をつければ、かえって疑われることにもなりかねない。
だから、手紙やはがきには一切手をつけてはならない。
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