情報の提供
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全米ベストセラーとなり、営業の世界にギトマー旋風を巻き起こした。
99.5の問いに、ギトマーが答える形で営業の成功法則をつまびらかにしてゆく。
単なるノウハウ論ではない、人間的成長を前提としたコミュニケーション指南書であり、営業担当者でない人も、読めば仕事と人生の役に立つ一冊。
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相手先との間に信頼関係を築くには、情報の提供も大切である。
相手先にプラスになる情報をいち早く提供することが出来れば、より厚い信頼を受けられるのはいうまでもない。
その為にも、新商品情報はもちろん、その他、取引や先の利益に繋がる情報があれば、どんなものでも真っ先にお届けするくらいの意気込みが必要だ。
自動車販売の世界で言えば、業販店と呼ばれる街のモータースや整備工場などがルートセールスの相手先になるわけだが、これら業販店では新車情報よりも中古車情報を喜ぶ傾向がある。
というのも、新車に比べて中古車の場合には、車検や整備が早く回ってくるからで、
業販店は頭を下げてまで新車を売ろうとしないのが普通だ。
一方、ルートセールスマンの立場から言えば、中古車を売ってもらうより新車を1台でも売ってもらった方がいい。
そこに、ルートセールスマンと相手先との思惑の違いがあるわけだが、そういう場合にはやはり、相手先の意向に合わせて、中古車情報を優先すべきだろう。
「何年式のこんな車だったら、ナンボぐらいであります」
と、常に相手先のことを考えて情報を流してやれば、やがて、
「それほどまでうちのこと考えてくれているんだったら、次は新車を売ってやろうか」
ということになるはずである。
これは自動車販売に限らず、コンピューターなどの事務機器でも何でも同じである。
自分たちの言い分を主張するのではなく、相手先の意向や優先して日頃から何くれとなく協力していけば、いつかは必ず、こちらの意向を受け入れてくれるものなのだ。
その他では、他の業販店の情報を提供するのも効果がある。例えば、
「どこそこの店で、店頭商品の並べ方をこんなふうに変えたら、ものすごく売上が上がりました」
「整備士の免状を応接間に飾ってあるところが多いですよ。社長さんの所でも飾ったらどうですか」
などと、お店の活性化に繋がる情報や知識を提供すると、ものすごく喜ぶ。
それは体験から言っても間違いない。
そのように、自分の事情を優先するのではなく、相手先の事情や要望を第一に考えて、お役立ちの精神で地道に信頼関係を築いていくことがルートセールスでは大切なのである。
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